使用している革について

2011.01.31 革のこと

 

素の革

 

素の革

 

affordanceでは、日本で作られている植物性タンニンなめしの牛革をベースにした、
オリジナルのヌメ革を使用しています。

時と共に柔らかくなり、自然と使う人それぞれの体に馴染んでいく。
その革本来の風合いを活かしていきたいと思っていますので、素上げ状態の革を使っています。

 

 

色展開

ベージュ

ベージュ

革の醍醐味でもある経年変化をより楽しめる色味です。(右:1年程使用)

 

 

ダークブラウン

ダークブラウン

落ち着いた色でフォーマルな雰囲気があります。(下:2年半程使用)

 

 

ブルーグリーン

ブルーグリーン

神社の屋根の色(銅板の緑青)がモチーフです。(下:1年半程使用)

 

 

朱色

朱色

静かな力強さがある朱色。(右:半年程使用)

 

 

革のあれこれ

affordanceでは国内のタンナーさんにオリジナルの革を作って頂いております。
革の一番の魅力は経年変化だと思っています。
革質は、意図的に柔らかくしたり、表面にエイジングを損なうような加工をしていません。
かと言って、重過ぎず硬過ぎずにならないよう、しなやかな革であること。
表面もマットな仕上げにすることで、より使っていく中で、艶が出るように作っています。

 

あとは、
長く使い続けることができるように、

修理することも念頭に入れて、修理がしやすい内袋なしで制作しています。
お問い合わせ
info●affordance-play.com (メールの際は●を@に変えてお送りください。)

 

 

・なめしとは

皮に付着している血液などを取り除いて表面を綺麗にし、素材として使えるように柔らかくしたり・防腐処理などを行い、皮を革にする工程のことをなめしといいます。

ちなみに 「なめし」 を漢字で書きますと、革に柔らかい 「鞣し」 と書きます。
・タンニンなめしとは

草木に含まれるタンニン(渋)を使用してなめされる方法で、古くから行われている伝統的ななめし方法です。タンニンなめしは時間と手間がかかりますが、その分非常に繊維の密度が濃くなるので、

伸縮が小さく・型崩れしにくいのが特徴です。