引手

2011.04.09 製作記録

 
     
こんばんは。
4/9 くもり
工房近所に桜が咲き始めました。(と言っても、実はかなり咲いています。)
ついこの間まではまだかまだかと思っていましたが、あっという間です。
外に出てみると、大きめの学生服を着た学生さんがよく目にとまります。
自分の事を思い出すと、かなりチビだったので(今は大きいような言い方ですが、今もなお小さいです。。。これからもずっと。)当然伸びるだろうと大きめの学生服を着始めましたが、良いのか悪いのかしっかり想定内で結局大きめのまま卒業した事を思い出しました。
電車に乗ると、着馴れていなそうなスーツをきた社会人の人が目にとまります。
この人はどんな感じになってくんやろう?・・・と、おおきなお世話ですが想像してしまいます。
しばらくすると電車がきて窓に自分の格好が写されて、ほんとに大きなお世話だなと思いました。
・・・・
4月も早いもので一週間とちょっとすぎました。
新入生・新社会人の方を見るたび、新鮮な気持ちになります。春です。
さて、新鮮と言えばですが、affordanceに初抜き型が出来ました。
     
(真ん中あたりにあるものがそれです。)
題にもありますが、引手の抜き型です。
手にしっくりくる持ちやすい形はどれだろうと。
しっくりくる感覚・しっくり・しっくり・しっくり・しっくり・・・・・・・
と、唱えながら、書いて試作して・書いて試作して・・・・・
  
そうして、この形にきめました。
(広がっているところが手にしっくりくる感覚と・見た目が羽みたいで気に入ってきめました。)
この抜いたモノを・・・・・・
   
糊をつけ二つに折ります。ペタペタぺタ
   
小さいモノなので慎重に針をおとしていきます。
    
糸処理をし・染料を塗って・コバを仕上げます。
    
完成。
おかげでだいぶ作業が早く、しかも綺麗に作ることができるようになりました!
この引手は主に小物(財布など)に使用していきます。
今ある型番のものは、商品画像の変更と同時に羽の引手に変更いたします。
    
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           革鞄の手作り工房 affordance[アフォーダンス]
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