affordanceで使用しているタンニンなめしの革のお手入れ方法をご紹介です。
─ お手入れ方法 ─
・保革オイル
革は乾燥すると弱くなります。(人の肌と一緒と思うとイメージしやすいと思います)
乾燥する時期など表面が乾いてツヤがなくなっているな。と思った時は、
オイルを全体にぬり込んでください。
撥水効果・カビ防止にもなります。
動物性のオイル
動物性のオイル(ミンクオイル)は油分が多いのが特徴です。
ヌメ革と相性が良いとされていて、ぬると革が柔らかくなり・色も濃くなります。
使い始めにぬってあげますと、はじめの硬い印象が軽減されると思います。
気になる点は、油分が多いのでぬるとしばらくべたつく印象があります。
植物性オイル
動物性のオイルほど油分が多くないので、気をつかわずに気軽に使えるオイルです。
べたつきもあまり残らないので、ぬった後も気にせず使用できます。
※ヌリすぎるとシミになりますのでご注意下さい。
・ 水ぬれ
雨などの水シミは乾くと消えますが、ぬれた布で全体を拭きますとシミとして残りにくくなります。(濡れすぎると硬化することがありますが、保革オイルを軽くすりこめば大丈夫です。)
その後、風通しのよい場所で陰干しして革を乾かします。
早く乾かそうとして、高温に近づけるのは避けてください。
・色落ち
摩擦や水濡れ等により色落ちする場合がございます。
特に、淡い色の衣服をお召しになった際はご注意下さい。
ちなみに、私は何も手入れせずに使用しています。
唯一の手入れと言えば、手で撫でるぐらいです。
タンニンなめしの革は確かにデリケートではありますが、
それは生きた素材の証。
あまり気にせずにたくさん使ってあげるのが一番のお手入れ方法だと思ってます。
同じ鞄でも使い手によって、それぞれの表情がでてゆきます。
時間が経つにつれ、シミ・シワなども増えてきますが
それも楽しみの一つとして付き合っていくのが良いと思います。
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