雨(福津)
先日開催された灯しびとの集いの帰りにaffordanceの革をお願いしているタンナーさんに行ってきました。
いくつか写真を撮ったのでご紹介。
affordanceの革は兵庫県たつの市で作られています。
ここの工場はとても広い。
タイコと呼ばれる機械がずらり。
タイコでは、鞣しや染色などが行われます。
皮と目的に合わせた鞣し剤を入れてタイコを回転させて皮から革に鞣す。
タイコの中。
ここに皮と水(鞣し材や染色材)を入れて回します。
中には突起が付いていて、タイコの中で革がアクション起こせるようになってます。
水が少な過ぎると革に傷が付くし、水が多過ぎると仕上がりがムラになる。
皮には個体差があるのでその都度良い塩梅を探るとのこと。
完成した革。奥に見える機会は染色や乾燥に使われる機械。
染色や乾燥に使われる機械、近くで撮りました。
ベルト(ロープ)が動いて革が流れてきます。
ここで素材の美しさを色や艶で強調するとともに、革の銀面(オモテ面)の強度も上げます。
これは革を自然乾燥しているところ。
革包丁。
原皮。白い点々はハエの卵だそうです。
かなりキツイ臭いがします👃
ここからいくつもの工程を経て皮から革になっていきます。
以上です。並べてみると思ってたよりも撮れてなかった。。。
今回の訪問で、
「日本の革はどこにも負けてない!」と心強い言葉を聞けたのが1番の収穫でした。
質感/キメの細かさ/技術など。どの点とっても負けてない!と力強く仰ってました。
ただ、あまりにも認知度がないのでそこは反省しないといけない。とも。
私も微力ながら何か出来ればなと思うこの頃。です。