お手入れ方法

蜜蝋ワックスを色々と塗ってみました

-蜜蝋とは-
ミツバチが六角形の巣を作る材料として、働き蜂の腹部にある分泌腺から分泌するロウのことです。
ミツバチの巣から得られたものを溶かして固め、ブロック状にしたもので、別名ビーズワックス(Beeswax)とも呼ばれています。
その歴史は古くエジプト王朝時代(紀元前4200年前)ミイラの保存に使われていたとのことです。
-効能-
肌を柔らかくし、なめらかにする成分が豊富に含まれており、抗炎症作用もあるともいわれています。
蜜蝋が皮膚表面を覆うことで、外部の刺激や乾燥から保護してくれます。

看板
affordanceで扱っているwaxは革専用に配合しています。
効果としては、水などからも保護してくれます。
あとは、手垢・汚れ防止や色あせ防止、変形防止に、めくれや剥れがおきにくくもなります。
防腐・防虫効果もあり、素地本来の美しさを長持ちさせるのが大きな特徴です。

写真の外看板には、定期的に蜜蝋ワックスを塗っています。
雨晒しですが、ワックスが保護してくれてます。

看板
こちらの外看板もメンテナンス。

経年変化
次は、油分が飛んでしまったグレーの経年サンプルにも塗ってみます。

経年変化
左側が塗った面です。

蜜蝋ワックス
全体に塗りました。
だいぶ生き返りました。ひっかき傷なんかも消えています。
塗ってすぐ後はベタ付きがありますが、しばらくすると無くなります。

薄らとカードのアタリが見えます。
これを作った自分としてはこんな風に使われた跡がみてとれるのも嬉しい瞬間です。

蜜蝋ワックス
木にも塗ってみます。(factory shopのカウンター天板)

蜜蝋
手前。濃くなってる部分に塗りました。
木も生き返りますね。
革業界に入って15年ほどになります。
これまで色んなワックスを使ってきましたが、この蜜蝋ワックスは質(成分/使いやすさ/効果)が1番です。
自信を持ってお勧めできる品です。

affordance leather wax

affordance 革カバン/革こもの

革のお手入れ方法

affordanceで使用しているタンニンなめしの革のお手入れ方法をご紹介です。

 ─ お手入れ方法 ─ 

・保革オイル

革は乾燥すると弱くなります。(人の肌と一緒と思うとイメージしやすいと思います)
乾燥する時期など表面が乾いてツヤがなくなっているな。と思った時は、
オイルを全体にぬり込んでください。
撥水効果・カビ防止にもなります。

動物性のオイル

動物性のオイル(ミンクオイル)は油分が多いのが特徴です。
ヌメ革と相性が良いとされていて、ぬると革が柔らかくなり・色も濃くなります。
使い始めにぬってあげますと、はじめの硬い印象が軽減されると思います。
気になる点は、油分が多いのでぬるとしばらくべたつく印象があります。

植物性オイル

動物性のオイルほど油分が多くないので、気をつかわずに気軽に使えるオイルです。
べたつきもあまり残らないので、ぬった後も気にせず使用できます。

※ヌリすぎるとシミになりますのでご注意下さい。

・ 水ぬれ

雨などの水シミは乾くと消えますが、ぬれた布で全体を拭きますとシミとして残りにくくなります。(濡れすぎると硬化することがありますが、保革オイルを軽くすりこめば大丈夫です。)
その後、風通しのよい場所で陰干しして革を乾かします。
早く乾かそうとして、高温に近づけるのは避けてください。

・色落ち
摩擦や水濡れ等により色落ちする場合がございます。
特に、淡い色の衣服をお召しになった際はご注意下さい。
 

 

ちなみに、私は何も手入れせずに使用しています。
唯一の手入れと言えば、手で撫でるぐらいです。

タンニンなめしの革は確かにデリケートではありますが、
それは生きた素材の証。
あまり気にせずにたくさん使ってあげるのが一番のお手入れ方法だと思ってます。

同じ鞄でも使い手によって、それぞれの表情がでてゆきます。

時間が経つにつれ、シミ・シワなども増えてきますが

それも楽しみの一つとして付き合っていくのが良いと思います。
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